2023 9

【9/19-24】馬場裕写真展「マナティ、だいすき!MANATEES IN CRYSTAL RIVER」

世界に数千頭しか生息が確認されていないフロリダ・マナティ(*1)。好奇心旺盛で、人間が近 くにいると自ら寄ってきて一緒に遊ぶこともあります。

そんなマナティに魅せられ、馬場裕氏は20年以上にわたり、ライフワークとして冬場にマナティ の集まるフロリダ州クリスタルリバーに毎年通い、水中での撮影を続けてきました。

野生のマナティと身近にふれあえるクリスタルリバーは、経済的に豊かな人が冬を過ごす別荘地に 隣接し、実はマナティがレジャーボートなどの船舶と衝突する事故が絶えません。 また、近年の環境悪化により、マナティが主食とする水草も減ってきています。

人間の存在に脅かされてもなお、マナティは人やボートに近づいてきます。そもそも、マナティ同 士で争うこともない、平和の象徴のような存在なのです。 そんなマナティの生き方を多くの人に知ってもらいたいと願い、今回の写真展を開催いたします。 ぜひご来場いただき、人とマナティの共存について考えるきっかけとしていただけたら幸いです。

(*1 FWC:Florida Fish and Wildlife Conservation Commissionによると、2022年2月23日現在、約7500頭が生息)

 

【展覧会情報】
▼タイトル:「マナティ、だいすき!MANATEES IN CRYSTAL RIVER」
▼作家:馬場裕
▼日程:9月19日(火)〜24日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼料金:無料
スライドショー&トークイベント9月22日(金)19時~(30分程度)
▼会費500円(ワンドリンク制、当日参加可)
問い合わせ・お申し込みはメールにて(2bbroom@gmail.com)

今後の写真展情報は、こちらから https://www.instagram.com/bmana_4ever

【PROFILE】

馬場 裕 Hiroshi Baba
1955年大阪府生まれ。法政大学卒業と同時に日本写真学園に入学。卒業後、1980年広告関係の会社に入社。以来20年以上、社内カメラマンとして広告写真を中心に撮影。2001年からフリーのコマーシャルフォトグラファーとして活躍。1989年から水中写真を始め、1994年にメキシコでアシカを撮影したのをきっかけに水棲哺乳類に魅せられ、1995年1月から2014年12月まで毎冬、亡くなるまでフロリダマナティを撮影し続けた。「動ける限りマナティを」のマナティ好き。

著者:馬場裕
出版社:青菁社せいせいしゃ
判型・ページ数:縦195×横220㎜ ソフトカバー 96ページ
定価:2,400円+税
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