2023 8

【8/1-13】鍵井靖章×瑠詩 exhibition 「青を読む」

水中写真家、鍵井靖章の息子として、生まれた時から自然に慣れ親しんでいた瑠詩。

彼は小さな頃から家族とともに世界の海を巡り様々な影響を受けてきた。

幼いある日、彼が何気なく言った言葉。

「お父さんの仕事はお魚をスターにすることだね」

父は、その言葉を大切に生きてきた。

自然、海、青、生き物、命、さまざまな水中を表現する父と、父の写真と言葉を大切に生きていきたいという、豊かな感性を育んできた息子。

本展は水中写真家・鍵井靖章の作品に18歳になる息子の瑠詩が言葉を紡ぐ、親子競演となる。

【展覧会概要】

▼タイトル:「青を読む」
▼作家:鍵井靖章×瑠詩
▼日程:8月1日(火)〜13日(日)(月曜休廊)
▼時間:12-19時、最終日は17時まで
▼料金:無料
▼ギャラリートーク:(事前予約制・入場料500円(ワンドリンク付))

①8月6日(日) 19:00-20:00 鍵井靖章 with 瑠詩
②8月10日(木) 19:00-20:00 鍵井靖章 with 瑠詩
③8月11日(金・祝) 19:00-20:00 鍵井靖章 with 瑠詩
④8月12日(土) 19:00-20:00  鍵井靖章 with 瑠詩
終了時間は状況によって変更する可能性あり

ギャラリートークの予約申し込みはこちらからどうぞ
https://aowoyomu.peatix.com/view

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「青を読む」

青を読むとは
大空を羽ばたく鳥に心馳せるということ
爽やかな風となって光を浴び、
そうして空の大きさを知るということ

青を読むとは
雨粒に心躍らせるということ
静かな街で雫が伴奏を弾き、
そうして耳を澄ませるということ

(鍵井瑠詩 「青を読む」より一部を抜粋)
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【PROFILE】
鍵井靖章
1971年、兵庫県生まれ。水中写真家。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物に出来るだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。多彩な視点と色使いが人気で、大胆かつグラフィカルな水中写真で多くの人々を魅了する。

一方 3.11以降は、震災を経験した海に生きる生命を定期的に記録している。主な写真集に、『unknown』(日経ナショナルジオグラフィック社刊)、『不思議の国の海』(PIE International)など多数。2013年、2015年 日経ナショナルジオグラフィック優秀賞受賞など受賞歴多数。TBS「情熱大陸」、TBS 「クレイジージャーニー」などにも出演。

instagram:@yasuaki_kagii

 

【PROFILE】
鍵井瑠詩
2004年生まれ
神奈川県鎌倉市出身
平塚中等教育学校卒業
大阪芸術大学芸術学部文芸学科一年
人生初のスキューバダイビングはモルディブ。その後10歳の時、葉山にてダイビングのライセンスを取得。
葉山、三浦、沖縄の阿嘉島などの国内とフィリピンのセブ島やパラオ、インドネシアのバリ島で潜る。