『LIVING』は、報道写真家として活動してきた二十数年間で撮影した中から、選りすぐりの写真をまとめた一冊です。
今回、その写真のセレクトには、私が最も尊敬するフォトジャーナリストである千葉康由氏に入っていただきました。
写真を選ぶ中で彼に言われた言葉。
「これらの写真は渋谷敦志の人生みたいだ」
この一言で私はこの写真集のタイトルを『LIVING』とし、写真に写る1人1人が生き続けると同時に、自分自身も生き続けてきたという思いを込めました。
そしてこのタイトルのように、私はこれからもカメラとともに旅をし、生き続けたいと思っています。
————————————————————————————————————————————–
本展では、本誌に掲載された作品から数点を高精細プリントにして額装展示いたします。
本誌には掲載されなかった候補作品も限定展示。本誌を購入された方もそうでない方もお楽しみいただけます。また展示された作品の一部は購入も可能です。
なお、今回は特別に通常WEB販売のみのところ、その場でお持ち帰りいただける展示作家 渋谷敦志氏の直筆サイン入り写真集の現地販売も実施。
また、現地で購入されなくても、PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION全シリーズのWEB購入で使える限定クーポンも配布しております。
この場でしか触れられない、迫力の作品群をぜひこの機会にご覧ください。
【展覧会情報】
▼タイトル: PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION展『LIVING』
▼作家:渋谷敦志
▼日程:11月28日(火)〜12月3日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼入場料:無料
▼イベント:11/28(火)19時〜 渋谷敦志×清水哲朗 ギャラリートーク(参加費:500円)
イベント申し込みページはこちらからどうぞ:https://peatix.com/event/3767458/view
▼来場者特典:オリジナルクリアファイル(先着300名)
▼作家在廊日:毎日 ※予定変更する可能性あり
エターナルコレクション詳細はこちらからどうぞ
https://cweb.canon.jp/photographers-e-collection/
【PROFILE】
渋谷敦志
大学在学中に1年間、ブラジル・サンパウロの法律事務所で働きながら本格的に写真を撮りはじめる。国境なき医師団日本主催1999年MSFフォトジャーナリスト賞を受賞した後、世界各地の取材活動をはじめる。著書に『僕らが学校に行く理由』(ポプラ社)、『今日という日を摘み取れ』(サウダージ・ブックス)、『まなざしが出会う場所へ——越境する写真家として生きる』(新泉社)、『回帰するブラジル』(瀬戸内人)、『みんなたいせつ——世界人権宣言の絵本』(岩崎書店)などがある。
2021年、笹本恒子写真賞を受賞。